PERSON

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ホームの中のFEAUTUREの中のPERSONの中の代表 山崎養世

代表 山崎養世

「現実逃避」ではない。
「思考改革」のためのVACATION

自宅にて撮影

山崎 糸島って地元の人には田舎の海水浴場程度の認識しか無いけど、これほど贅沢なリゾート地はありません。例えば、僕の散歩コースの「にぎの浜」。自然のままの浜辺が5km以上も続く海岸なんて東京にはない。青い海、新鮮な魚、すべてが最高。何より一番の魅力は人がいない。東京で本当に人がいないところに行こうとすると、とてつもなく時間がかかるし、生活には不便。でも、ここは僕のしないの自宅から30分。こんな場所は日本中どこにもない。

- 海外での生活を通じて培われたグローバルな視点を持つ山崎氏だが、世界の流れは都心部一極集中から分散化が進み、なおかつ陸の時代から水、海の時代に向かっていると見ている。

山崎 都市の発展とか言ってるけど、とんでもない。アメリカをご覧なさい。大企業はみんな郊外やリゾート地に移転を始め、情報通信の発達、交通の進化によって、今やアメリカの中心はニューヨークだけではなくなりつつあります。イタリア、スペイン、ヨーロッパもそう。人々は澄んだ水とビーチ、太陽のある場所を求めている。でも、アジアだけは依然として都会志向の古い価値観にこだわってる。都会には都会の良さがあるのは確かだけど、あんな過密状態の中ではクリエイティビティは育たない。斬新な発想は自然の中だからこそ生まれるんです。

桟橋にて撮影

- 近年の日本経済の重大な関心事が、間もなく到来する団塊世代の引退。山崎氏はそこに大引越し時代の到来を予感している。

山崎 乾き切って、疲れてしまって、癒しを求めているんだね。今は右にならえで東京、東京と言ってるからみんなそう思い込んでるけど、実際は都会での生活をやめてみても何も困らない。東京の真ん中から比べると、この辺りの土地はタダみたいなもの。しかも自然から得られる潤いや感動は計り知れない。脱東京の大引越し時代の到来、これは間違いないと思います。

- そんな糸島の新しいリゾート地としての可能性を感じる山崎氏だが、一方で懸念しているのは人口の増加に伴う開発の問題だ。

山崎 不要な開発は、やってはいけない。なにもないビーチ、これが一番の贅沢。これからのリゾートは豪華さや便利さより、手付かずの自然をどれだけ残せるか、という新しい競争が生まれて来るでしょう。美しい自然を残しつつ、最低限必要なものだけを作る。それが出来ればたとえアクセスが不便でも、人は全国から集まって来る。ハードは……

STATUSdesign 01

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ISSUE / ELEMENT

DATE:
2006/07/15
INTERVIEW:
山崎養世、笹本裕、井靖秀

PROFILE

山崎養世・ヤマザキヤスヨ
1958年生まれ。福岡市出身。東京大学経済学部卒業後、カルフォルニア大学ロスアンゼルス校にて経営学修士号(MBA)取得。大和証券を経て1994年にゴールドマン・サックス投信株式会社代表取締役社長に就任。その後2002年にシンクタンク山崎養世事務所を設立。政治、経済、外交問題など多方面で才能を発揮している。
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