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代表パートナー 玉塚元一

経営には、決断力とスピードが不可欠。 走り出すことで、その先が見えてくる。

- まず、リヴァンプという社名の由来について教えていただけますか?

玉塚氏 リヴァンプとは英語で「刷新する」「革新する」といった意味を持っています。文字通り、元気をなくしている企業の経営を立て直し、会社を芯から強く、元気にしたい。出来たばかりの会社も、創業100年を越える会社も、どんな会社でも壁にぶつかることがあるでしょう。そんな時、その壁を乗り越えるために、本当に必要としているものを見極め、最も効果的に提供できるパートナーでありたいと考えています。

- 会社を元気にしたい。これは経営者の誰もが頭を悩ませている問題だと思います。単刀直入に伺いますが、元気になるためには、まず何から始めたらよいのでしょうか?

玉塚氏 一般に“いい会社”と呼ばれている企業は、例外なく当たり前のことが当たり前にやれています。従業員みんながお客さんの方を向いていて、いつもお客さんのことを考えている。これが全て。組織が大きくなると、本来顧客の満足向上のために費やすべき時間が、社内での雑務など余計な部分に浪費されてくる。経営者の思いは社員間で共有できていなければ意味がないし、ましてや平日にゴルフに行ったり、経費のムダづかいをしているようではダメ。会社の資産は大切に使うもの!オフィスはきれいに整理整頓するもの!会社がおかしくなる原因って、そんな当たり前の感覚の欠如といったところにあったりするんです。だから会社を元気にさせるには、この感覚のズレを正しい方向に引き戻してあげればいいんです。多少強引にでも。

- 社員のモチベーションをどう高めていくか、その方法論についてお聞かせください。

玉塚氏 大切なことは3つ。第一に問題点を把握すること。現場に足を運び、数字を細かく分析したり、お客さんや他の業者の声などを丹念に拾い上げる。そこで見えて来る問題点を、冷静に捉える。第二に解決策を描き切ること。「どうにかなるさ」的な曖昧な考えは排除して、その問題の解決のための再生計画・事業計画・戦略を完全に描き切ることが重要です。そして第三は、それを実行すること。この3つを同時並行で進めていくスピードもまた、大事です。この作業を繰り返すことで、会社を元気にさせるために必要なノウハウが蓄積されていくんです。

- 玉塚さんもそうやってカラダで学んでこられたわけですね。その中でも、特に影響を受けた方はいらっしゃいますか?

玉塚氏 そうですね。やはり僕にとって、ユニクロ時代に柳井さんから学んだものは大きかったですね。彼の基本的な考え方とか、商売に対する姿勢とか。それと、27歳の時に旭硝子というメーカーに勤務していたんですが、シンガポールに4年間駐在していた時に得た経験もデカイですね。リーダー的立場を任されて、アジア中を駆け巡りながら仕事をして、その時に「ビジネスっておもしろい、リーダー・ポジションっておもしろい」と、実感しました。

- お話をうかがっていると、とてもアグレッシブで、こっちまで熱くなってきますね。ところで、現在のような超多忙な日々の中で、息抜きをする時間はあるのですか?

玉塚氏 もちろん! 息抜きやリフレッシュは絶対必要。そんな時は運動しています。週末の午前中とか、スケジュールがパッと空いた瞬間にジムに行ってワーッ! と走ってます。もう、走る、走る、ひたすら走ります。汗をかくと気持ちいいし、思考の切り替えもできるじゃないですか。

- 企業再生へのヴィジョンを描く際の、ポイントとなるものは何ですか?

玉塚氏 経営には常に決断、という行為が伴います。その時はAかBかCかと迷うよりも、まずB! と決め、走りながら微修正した方がいい。もちろん、ただやみくもに走り出すのではなく、それが会社にとってどのくらいインパクト……

STATUSdesign 05

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ISSUE / FIRST ANNIVERSARY

DATE:
2007/7/17
INTERVIEW:
玉塚元一、葛和信隆×OIL WORKS、富永太郎、春日徹×新開裕司×瓜生喜政

PROFILE

玉塚元一・たまつか げんいち
1985年慶應義塾大学卒業。ケースウェスタンリザーブ大学経営学修士、サンダーバード大学院国際経営学修士。1985年旭硝子株式会社入社。1998年日本アイ・ビー・エム株式会社を経て、同年株式会社ファーストリテイリング入社。マーケティング、海外事業責任者等を経て、2002年同社代表取締役社長就任。ユニクロの急成長および業績回復に貢献。2005年10月株式会社リヴァンプ設立、代表パートナー就任。
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