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ホームの中のFEAUTUREの中のPERSONの中の代表取締役社長 松藤 俊司

代表取締役社長 松藤 俊司

日本の中の福岡。世界の中の日本
切実に問われつつある、両者のバランス感覚

チケットの大黒屋、ブランドの大黒屋
果たして、次に目指すものは?

- 大黒屋と聞くと、我々の世代は「格安チケットショップ」を連想しますが、チケット部門とブランド部門の比率はどのような構成になっていますか。

佐藤俊司(以下 佐藤) 30代以上のサラリーマンの方はチケット屋、若い方々はブランド品を扱う質屋さんと、年代によってイメージが異なるようですね。全体の年商が650〜660億くらい。その中でチケット部門が550億くらい、ブランド品部門が100億ちょっと、という構成です。

- ビジネスの規模としては相当なものですね。

佐藤 とんでもない。確かに、福岡という限定された地域でこの規模は珍しいかも知れませんが、東京じゃ普通です。それに、チケット部門はマーケットが縮小傾向にありますし。理由ですか? 規制緩和の影響が大きい。規制緩和って言葉の響きは良いけど、私達の商売って、規制があるから成り立っていた部分もあるんです。例えば航空券。ひと昔前までは年間、いつ乗っても同じ料金でしたが、今は早割とか特割といったサービスが当たり前になりましたしね。

- そこで新規事業としてブランド品部門を立ち上げたのですか?

佐藤 実はそこまで深く考えてなくて……。単純に儲かりそうだったんです(笑)。立ち上げたのは8年くらい前かな。とりあえず「ヴィトン、パソコン、買い取ります」という看板を出してみたんです。すると不思議なモノで、みんな売りに来てくれるんですよ。で、「イケるじゃん」と思い、天神西通りに出店。ただ、商売は甘くないですネ。しばらくひどい赤字でした。ビルのフロアは6階まであるのに、販売する商品が2階分までしか無かったし(笑)。

- 今後の展開についてお話をお聞かせ下さい。

佐藤 まず、もう少しブランド品部門に力を入れたい。今は店舗を人口100万人以上の都市にしか置いていませんが、もう少しキャパの小さな地域まで広げてみようかと思っています。それから、できるだけ早い段階で中国にも出て行きたい。向こうはマーケットの規模やレベルが日本とはまるで違う。

- 中国の方もブランドが大好きですよね。

佐藤 そう、お金の掛け方もハンパじゃない。福岡なら数100万クラスの時計が何本か売れると、「オオッ」と思うけど、香港やマカオでは数1000万クラスの時計がどんどん……

STATUSdesign 06

STATUSdesign 06

ISSUE / ANTIQUE

DATE:
2007/10/15
INTERVIEW:
安田佳生、松本忠助×福山 剛×河原秀登、松藤俊司